効果的な新人教育

経営者の課題(相談内容)

「教育期間の短縮」
「教育システムの標準化」

  • テーマ:新人教育
  • ステージ:成長期、発展期
  • 業種:教育事業

この経営課題について

採用しても教育期間に時間がかかってしまうと新人の教育に多大なコストがかかってしまいます。短期間で育てることができればできるほど、会社にとっては収益につながります。また、1人前まできちんと育つかどうかも会社にとっては重要なこと。採用しても途中で辞められたら、それこそコストがかかるだけです。

背景

会社の戦略上、3ヶ月で新人さん(新卒)を1人前の営業スタッフに育てなくてはならない状況が起こりました。期限が明確になっている以上、3ヶ月で1人前にする教育スケジュールをつくりあげました。通常は教育に6ヶ月間以上かけているので、『本当に可能なのか?』という疑問の中で最初は設定したのです。

解決への糸口(コンサルティング内容)

教える上司、先輩は「3ヶ月で1人前にします」と宣言していただきました。ポイントは、短期間で記憶する、習得させることに注力したのです。

教えられる新人の方もデッドライン(締切り)を理解したので、3ヶ月という貴重な期間を座学中心ではなく、【実践的反復】中心に切り替えて行いました。接客からセールス、提案内容作成、クロージング(契約)まで1人でこなさなくてはなりませんので、その内容を細分化し部分ごとに反復を繰り返したのです。ムダを削ぎ落とし、実践的な部分だけにフォーカスしていったわけです。

こうした抜本的見直しの結果、3ヶ月後には、新人の方が1人前の数字を出すまでに至りました。

結果

  • 教育期間が今までの1/2まで短縮
  • 教育ノウハウが社内に蓄積しシステム化された
  • 採用、教育のコスト大幅低減
  • 組織拡大の時間が短縮され成長サイクルへ到達